イノベーションストーリー
Innovation Story
びわ湖の環境DNA調査に参加
『びわ湖の日チャレンジ!みんなで水を汲んでどんな魚がいるか調べよう!』に参加しました。
琵琶湖岸の生き物をまるごと調査
イノベーション推進本部アドバンストフィルム開発センターは、龍谷大学・生物多様性科学研究センター(山中センター長)が実施する「びわ湖の日チャレンジ 100地点環境DNA調査」に2023年から参加をしています。このプロジェクトは、2021年に「7月1日 びわ湖の日」が40周年を迎えたことを機にスタートしました。
→案内サイト
この活動は、環境保全に関わるNPOや企業など、多くの団体が参加し、びわ湖の周囲100地点で水を採取して生物の生息状況を調査するものです。これにより、生物多様性の保全に欠かせないデータの蓄積が進められています。生物の生息状況は、環境DNA*分析と呼ばれる分析手法を用いて、採取したびわ湖の水に含まれるDNAを調べ、推定しています。
23年研究成果はこちら
*環境DNAとは:海や川・湖沼・土壌などの環境中に存在する生物由来のDNAの総称。解析することで、その環境に存在する生物の種類、特定種の存在の把握が可能となる。
滋賀県にあるアドバンストフィルム開発センターのメンバーが調査に参加しました。
2024年の活動では、アドバンストフィルム開発センターのメンバーをはじめ、同じく滋賀に拠点を置く王子グループの王子エフテックスからも参加者が加わり、総勢7名で7地点の採水に協力しました。
びわ湖の周囲100地点で水を採取する必要がある中で、アドバンストフィルム開発センターのメンバーはそのうち4地点を、王子エフテックスのメンバーは3地点を担当しました。
環境保全や生物多様性保全の取り組みについて
環境保全や生物多様性保全の取り組みは、王子グループが大切にしている活動の一つでもあります。
単なるコストアップではなく、最終的には自分たちに戻ってくるものであるというNature Positiveの考えのもと、私たちが守るべき環境が今どのような状況にあるのかを知るためにも、今後もこの活動に参加を続けたいと思います。
採水ポイント近くのびわこもりやまフルーツランド名物の梨パフェ(暑い日に食べるパフェ(アイス)は最高でした。)